女子高生コンクリ詰め殺人事件 映画化

 http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/apr/o20040416_10.htm (スポーツ報知)


 うわ〜、まだ早いんじゃないのー? よく遺族が許したわね。っつーか、許可取ってないんじゃない? 奇抜さを狙っただけのエログロ映画になるのが目に見えてるじゃない(因みに撮影期間は1ヶ月程度)。


 私の通った小学校は、足立区と荒川区からの越境入学者が生徒数で最も多く、それは当時校内暴力が流行っていたからで、子供たちを荒れまくっていた地元の区立中学に進ませるのを嫌がった親たちは、小学校の頃から近隣の区の学校に入れたがっていました(私と同年代のそれらの区立中学出身者には失礼だけれど、実際、地元の学校に行った友達のお兄ちゃん・お姉ちゃんから聞く話は怖かったです)。
 綾瀬に住んでいる友人もいたため、小学生当時、この事件は身近に感じていました。優しくしてくる男は信用できないと思って(「絡まれて自転車倒されたところを、助けてくれる男だなんて、そりゃぽーっとなっちゃうよ!私も大人になったら気を付けなくっちゃ!」みたいな。)、長い間、男の人が苦手でした。id:kowagariさんのように、現在も獄中の主犯の男と学年は違えど小中学校ずっと一緒だった人*1と比べたら、台東区民なら遠いじゃねーかって感じでしょうが、小学生の時に友達の町で起こった事件というのは、やはり身近に感じてしまうよ。


 主演の高岡蒼佑http://www.nowflying.co.jp/new-web/fb/Japan/sosuke-j.html)は、「ああ、いかにも」なピッタリの配役でちょっと笑った。「バトルロワイアル」の杉村役を連想する人にはそうでもないでしょうけれど、本名の江森勇介でスーパー男子高校生として『Popteen』など*2で活躍していた頃は、ニヤけたチャラ男で胡散臭さがプンプンだったんだよ。いい俳優さんになったよね。


 女子高生役には、「元・新体操の女王ヌード」として昨年『週刊ポスト』等オヤジ系雑誌の袋綴じグラビアを総なめにした、小森未来(http://www.musefan.com/img/girls/komorimiki/komorimiki.htm)。ににに、21歳〜〜?! そんなに若かったのか! 老けてない? ヘアヌードの人は、ついつい年上のお姉さんだと思ってしまうよ。私の年齢でのヘアヌードデビューだなんて、熟女にも中途半端だし、若くって当たり前なんだけどさー。あ、でも高樹マリアちゃんは私よりも早く生まれていたことが発覚*3したため、若い振りしてるけれど実年齢では私よりも年長で非熟女のAV女優なんてゴロゴロいるのかもしれないけれど。
 ついさっき、小森未来さんが小森美樹(http://avidol.xcity.jp/japan/info.html?AID=968)という名前でAV女優をやっているということを知りました。AVデビューしたのが昨年9月ってことは、新体操ヌードで話題になった直後じゃない。何だよ、非AVのヌードモデルだと思ってたのに! AVと新体操ヌードで名前を使い分けるのは、くびれ女優・草凪純(AV出演時は加納瑞穂)みたいなものですか?


 この事件が話題になるとスマイリーキクチの名前が必ずと言っていいほど出てくるけれど、スマイリーが実際にライブやテレビでやったというこの事件についてのネタの書き起こしどころか、ライブやTV番組の日時の詳細が出てこないところを見ると、単なる都市伝説なんじゃないのー?



 コンクリート OFFICIAL SITE
 http://www.benten.org/concrete/ WTBWより。逆リンク)

※この映画は、原作「十七歳、悪の履歴書」*4をもとに、フィクションとして創作したものであり、登場する人物、団体の名称は、実在のものとなんら関係はありません。

 図々しい! 最初っから、被害者の遺族に許可なんて取る気なかったな!
 あと、高岡蒼佑はやはりハマりすぎ。

*1:そのエピソードは、懐古回顧録の、#13 変わらぬ世界に。「懐古回顧録」は、15歳の春休みに行われた月刊少年ジャンプ主催のゲーム大会で全国優勝した天才ゲーム少年だったテラヤマアニさんが、それが切っ掛けで集英社の下請けプロダクションで、ファミコンのウラ技確認のバイトをして週刊少年ジャンプ編集部にも出入りしていたというエピソードを中心とした、子供時代のゲーム思い出話なのですが、#13の話が一番インパクトが大きかったです。「友達のお兄ちゃん・お姉ちゃんの話は大げさじゃなかった!」って。あ、と言っても、友達の兄姉はテラヤマさんの妹さんと同じぐらいか下の年齢になるから、荒れていたのも随分収まってる頃なのでしょうが…。

*2:「など」って言ったけど、園原佑紀乃ちゃんと川村亜紀目当ての『ポップティーン』しか読んでなかったから、他のギャル雑誌にも出ていたのかは知らないよ。でも当時から芸能活動はしていたのか、TBS「未来ナース」の『その子の花園』のコーナーに、同じくPOPモデルの吉川なんとかちゃんと一緒にカップルという設定で出演していました。

*3:AV女優を引退し、普通の女優となった際に、2歳年をとりました。

*4:ISBN:4878935723